身体の図書館

湿布を貼るデメリット

湿布を貼るデメリット

気持ち良かったり、少し緩和するからといって気軽に湿布を貼っていませんか?

まずいっておきたいのは

湿布は薬です。

湿布は2枚貼れば、痛み止めを一錠飲んだことになります。

貼った箇所だけでなく成分が大量に吸収され全身に行き渡ります。

湿布や痛み止めを続けるのはヤバイ

そもそも痛みが起こしている時というのは、プラスタグランジンという物質が放出し痛みや炎症を拡大させています。

ただ、プラスタグランジンというのは

悪者ではありません。

血管を拡張させ患部の血流改善し、組織の修復を促してくれているんです。

もちろん、急性期などのぎっくり腰や外傷などの炎症が強い時は使用することも大切です。僕はアイシングの方がオススメしていますが,,

湿布や痛み止めというのはこのプラスタグランジンを抑制させ痛みを感じにくくさせています。

ここで勘違いして欲しくないのが

組織を修復させているわけではなく

痛みを感じにくくさせているだけ

ということです。

つまり、

使用すればするほど組織が修復しにくくなり、改善しにくくなります。

また閾値と言われる痛みの感覚が敏感になり普通の人では、痛みを少ししか感じない状態でも強く感じてしまいます。

悪循環に陥ると厄介ですので、身体の治癒力をあげるためにも

湿布や痛み止めはどうしても…というときだけにしてください。