カラダの栄養辞典

血液検査:中性脂肪

この記事では中性脂肪についてお伝えします。

中性脂肪って高いことに注目されがちですが、低いことも結構問題ありです。

分子栄養学的には100が理想です。

それより低い方特に60より低い方はちょっと要注意。

そもそも中性脂肪ってなんなのかというと

体のエネルギー源

エネルギー源は、色々ありますが糖が一番早くエネルギーとして使われます。

糖がなくなれば次に脂肪がエネルギー源として使われる。

だから糖質を抜くと脂肪がエネルギーとして使われるので痩せるということ(糖質制限とか。あまりオススメはしませんが)

では、この中性脂肪(脂肪)がなくなると次にタンパク質が使われます。いわゆる体が壊される感じ。

流れをまとめると

エネルギー源使用の流れ

糖→中性脂肪→タンパク質

ということは、体内の糖(血糖値)が少なければ中性脂肪はどんどん減少するというわけですね。

いわゆる低血糖の状態。

低血糖が起こると

・体がだるい
・夜中に起きる
・眠りが浅い
・気分の差が激しい
・日中に眠くなる
・鬱っぽい

が主に起こりやすいです。

じゃあ、血糖値を下げないためには

3食しっかり食べる
→1食抜くと血糖値が下がりやすくなります。

甘いものを出来るだけ控える
→血糖値が上昇しやすい(高GI食品)を食べると、その後血糖値が急降下するため

よく噛む
→早食いをすると血糖値が急上昇急降下が起こるため

糖質制限をしない
→中性脂肪が低い状態で糖質を制限すればさらに中性脂肪が減少し悪循環

まずは、こういった基本のことを行なっていきましょう!