身体の豆知識

お酒を飲みすぎで膝が痛くなる現象

お酒を飲みすぎで膝が痛くなる現象

お酒を飲んでいると膝が痛くなるという方がたまにいらっしゃいます。

この摩訶不思議な現象を説明していきたいと思います。

膝痛以外にもそのほかの関節が痛くなるのでぜひ読んでみてくださいね。

それでは、どうぞ!

お酒と痛みの関係とは?

お酒を飲んでいるとどこに負担がかかるかわかりますよね。

 

それは肝臓です。ていうのは嘘で

全身の臓器に悪影響を及ぼしてしまいます。

特には肝臓ですけどね。

お酒を飲みすぎると『アルコール性多発神経炎』という

神経に障害が起こるもので

手足のしびれや痛み、感覚が鈍くなったりすることがあります。

あとは『アルコール性筋炎』という

筋肉が痛み、だるさや麻痺が症状として現れます。

では、なぜこのような現象が起こるのかを説明していきます。

まず、アルコールを分解するにはビタミンが大量に必要になります。

しかし、食べ物を取らずお酒などのアルコールばかりをとっていると

体内のビタミンがどんどん失われていきます。

ビタミンは神経の修復だったり血行をよくしてくれます。

これらが体内で失っていくとどんどん体が破壊されていきますよね。

またお酒を飲んだ時に発生する【アセトアルデヒド】というものが厄介です。

これは強力な毒性を持っています。

これらがしっかり分解されずに残ると筋肉や関節または神経を刺激し痛みの原因となるのです。

しっかり分解されないとはどういうことなのかを説明します。

この分解の能力は、正直体質や遺伝によります。

特に日本人というのは分解する力が少ないと言われています。

アルコールが弱い人が、大量に飲んだりすると関節痛や筋肉痛が起こるのも

このアセトアルデヒドが体内に残ってしまうためです。

痛みも体が歪んでいたり、普段の水分不足や日常生活でのストレスなどでも

体は敏感に反応しやすいので特に体が調子悪いときは控えるのが賢明ですね。

たまにはいいですが、事前にビタミンを補給したり

バランスの良い食事を取りながらお酒を飲みましょう。