冷えが股関節痛の元!?
股関節と冷えってすごく関係あります。
当院でも足の冷えやむくみで困っている人はすごく多いです。
特に女性ですね。
今回は、
股関節痛と冷えについての関係性と
なぜ女性は足が冷えやすいのかについて
書いていきたいと思います。
それでは、どうぞ!
股関節痛と冷えの関係性について
主に股関節痛で悩んでいる方の特徴としては、鼠径部の痛みが多いです。
では、その鼠径部には何があるのでしょうか?
下の図をご覧ください。
これは前から見た図になります。
見ていただくとわかる通り股関節の鼠蹊部辺りに
動脈や静脈などの血管が通っているのがわかりますでしょうか?
股関節痛になるとこの血管が圧迫されて鼠蹊部より
下の血液がうまく回らなくなり冷えやむくみに繋がります。
ですので、一生懸命足をマッサージしたり温めても
この鼠径部の血管の圧迫が解放されない限り
冷えやむくみはなかなか取りにくいのが現状です。
どういう形が圧迫されるかというと
座っているときにこの血管が圧迫されやすいです。
ですのでデスクワークの方は冷えやむくみで困っている方が多いのではないでしょうか?
血液がうまく流れないと栄養の供給や老廃物の排出がうまくできなくなりますので
股関節痛の痛みに繋がっていくのです。
では次になぜ女性に多いのかを説明していきたいと思います。
なぜ女性は足が冷えやすいのか
股関節痛の前に話しておきたいのが
そもそも男性と女性では骨盤の形が違うということです。
男性は骨盤が狭く縦長で、女性は広く短いのが特徴です。
女性は、妊娠・出産を想定した形になっているからです。
よくできていますよね。
で話を戻すと
女性はそもそも男性と比べて筋肉量が少ないので熱を産生しにくいのが一つ目です。
次に、腹筋がなくなっていくと内臓下垂といって内臓が下に下がってきます。
そうすると
内臓の下には先ほどの血管がありますので
下垂すると圧迫されて冷えてしまうということです。
ですので妊娠するとすごく足がむくんだり足首がパンパンに
腫れてくると思います。
また女性は生理があり骨盤が開きやすいので
内臓が下垂しやすくなってしまいます。
骨盤が狭い方が物理的に落ちにくいですからね。
では、どうすれば良いのかというと
産後で股関節痛・冷えやむくみで困っているのならば
すぐにでも整体で骨盤をしめてもらうのがオススメです。
あとは、内臓が下がりにくいように腹筋を鍛えることですね。
またしっかりと老廃物を流すように水もしっかり飲みましょう。
結論としましては整体で骨盤をしめて内臓をあげてもらってかつ腹筋を鍛えましょう!
ということです。特に産後間もない方はすぐにでもいくことをオススメしますよ。