寝すぎと片頭痛の関係性
寝すぎると片頭痛になる方って意外にいます。
ではなぜ寝すぎると片頭痛になるのかを説明していきます。
また最後の方には意外な真実も書いていますので是非最後までご覧ください。
それではどうぞ!
そもそも片頭痛って?
まずは片頭痛とはどういうものかを説明します。
簡単にいうと片頭痛は主に頭のこめかみのあたりに現れる頭痛です。
ズキズキとした痛みで、一度現れると数時間から数日ほど持続することが特徴です。
こめかみの片側に頭痛が起こることが多いので
片頭痛と呼ばれています。偏頭痛とも書きますね。
当院で来院される方の多くは
片頭痛と眼精疲労・肩こりも併用している方が多いです。
片頭痛になるとストレスが溜まりやすくなります。
特に腰痛などとは違って頭に近いので精神的に疲れてしまいますよね。
片頭痛の原因とは?
片頭痛というのは血管の拡張が原因です。
では、日常ではどのように血管がコントロールしているのかを説明します。
まずは日中
日中では体を動かさないといけない為
血管を収縮させて血圧をあげて血液循環をよくします。
その血管を収縮させるのが交感神経の働きです。
では睡眠時というと
体が興奮していては眠れないので
副交感神経という神経が働いて
血管を拡張し血圧を低下させることで血液の流れを抑えます。
ですので寝すぎるとこの副交感神経が過剰に働いて
血管が拡張しすぎるということですね。
ではなぜ血管が拡張すると片頭痛になるのか?
血管が拡張しすぎると痛みの物質のペプチドが発生し三叉神経を刺激してしまいます。
三叉神経というのは顔の感覚を表す神経ですので刺激されると
ズキズキとして痛みになるのです。
神経をコントロールしているのはホルモンですので
生理の始まりや終わりの時期になるとホルモンバランスが変動するので
女性が起こりやすいのも特徴ですね。
臨床から出た衝撃の真実!?
でも私、逆に眠れていないのだけどな〜という方は
僕の経験的に顎が原因の方が多いです。
下の図を見てください
耳と顎の間に青い静脈と赤い動脈が流れているのがお分かりでしょうか?
顎の開きや噛み癖があるとこの血管が圧迫されて血行不良が起き
ズキズキとした痛みになることもあります。
顎の開きが悪いとこの間隔が狭くなりますので血管を圧迫します。
また片方ばかりで噛む方ももう一つの原因です。
片方ばかりで噛むと下顎が片方によります。
どういうことかというと
右で普段噛んでいる方は顎を開けたときに
下顎が右にスライドします。
スライドするということは片方に偏っているので
そちら側の片頭痛が起きやすいということですね。
どうでしょうか?
片頭痛といっても色々な原因があります。
寝すぎが原因かもと思われる方はすぐにでも早起きをしてみてくださいね。
寝すぎが原因じゃない方は是非当院へ。
原因がきっと見つかりますよ。薬とはもうおさらばしましょう。