くしゃみをする時、腰に負担をかけないようにする方法
くしゃみをするとものすごく腰に負担がかかることをご存知ですか?
ぎっくり腰経験者は、くしゃみで動けなくなったという方もいるのではないですか?
くしゃみというのは腰にすごく負担がかかるのです。
特に、春の時期になると花粉症でくしゃみが止まらない方は結構腰に負担がかかり辛いのです。
この記事では、腰にかからないようにするくしゃみの方法を話していきたいと思います。
それではどうぞ!
なぜ、くしゃみは腰に負担がかかるのか?
くしゃみの動作としては体を軽くのけぞりながら空気を一気に吸い込み
お腹に力をいれて体を丸めながらくしゃみをしますよね。
ではなぜ、腰に負担がかかるのか?
腰には内圧つまり圧力というものが加わっています。
負担がかかっていない状態は
上下・前後・左右とバランスよく圧力が加わっています。
しかし、くしゃみをするということはお腹に力を入れますよね。
そのとき、圧力はというと後ろ側つまりお腹の反対側の腰に圧力が加わるわけです。
そうすると前かがみつまり猫背姿勢で普段いる方は日頃から腰に圧力が加わっているわけです。
その状況でくしゃみをするということはさらに圧力が加わってしまい
ぎっくり腰などの腰の激痛に襲われるわけです。
腰に負担がかからないくしゃみの方法
では、くしゃみの対策としてはどうすればいいのか?
それは
机に両手をついた状態でくしゃみをする
ということです。
こうすることにより体幹の動きを固定できるため
体の中の圧力が大きく動きにくくなります。
でも机なんていつもあるとは限らないよ〜
というあなたご心配なく。
まだ方法はあります。
それは
壁に手をついてくしゃみをする
これも衝撃を壁に伝えれることと体のブレがないので
負担が少なくなります。
でも、もうちょっと簡単な方法もあります。
足を前に出しくしゃみをする
これなら簡単ですよね。
でも一番良いのは最初にお伝えした。
机に両手をあててくしゃみをすることですね。
一番やってはいけないのは
支えがないまま体を前傾にしてくしゃみをすることです。
体が前傾状態だとくしゃみをしなくても腰に圧力が加わっていますので
要注意です。
そもそも腰痛がない方というのは横から見たときに腰の骨(腰椎)が
軽く前弯しています。
前弯の状態というのはお腹を軽く突き出した状態ですね。
しかし、ほとんどの方は後弯しています。
後弯というのは先ほどの逆でお腹を後ろにするイメージですね。
この状態というのは猫背姿勢ですよね。
猫背の方は、より腰に負担がかかるということです。
今回はくしゃみをできるだけ負担がかからないようにする方法ですが
日頃から腰にかからないように座り方や姿勢を意識しましょう。
意識してても疲れているのであれば歪みがあるので
しっかりと整体などで整えてから意識しましょうね。