肥満が膝痛を悪化させる
膝痛は、軟骨のすり減りや骨の歪み・靭帯の固着など色々原因がありますが
自分でできる最大の軽減方法があります。
それはダイエットをすることです。
この記事では肥満になると膝にはどういった負担があるのかを話していきたいと思います。
それではどうぞ!
膝には体重の○倍もの負担がかかっている
膝というのは体重を支えながら立ったり歩いたりする際は
スムーズに動かなくてはなりません。
そのために常に大きな負荷がかかっているのです。
立っているときは左右の膝で体重を半分ずつ支えていますが、歩行時や階段の上り下りではより負担がかかります。
およそ歩くときには通常の2~3倍
階段の上り下りではなんと6~7倍
負荷が片方の膝にかかっているのです。
そう考えると恐ろしいですよね。
つまり、体重が重いほど膝の負担も大きくなるということです。
今の膝痛も太ってきた時から違和感が出てきたのではないでしょうか?
さらに肥満になると膝への負担が増えるのでo脚にも影響が出てしまいます。
肥満が進むとO脚も酷くなる
肥満の人の膝では、内側に余計に負担がかかり、関節軟骨がすり減りやすくなります。
その結果、O脚が強まってしまいます。
O脚の度合いが進むともっと膝の内側に負担がかかるので悪循環になりますね。
この悪循環を止めるために効果的な方法もダイエットをすることですね。
体重が減ると膝にかかる負荷も軽減されるので改善率も上がります。
例えば体重が減るとどうなるのか?
体重が1kg減ると、歩くときにかかる負荷は2~3kgも軽くなります。
階段時では6~7kgです。
この情報を知ったらダイエットをするのが得策ですね。
ダイエットで注意する点
ダイエットをして膝への負担を軽減させるのはとても良いことです。
しかしダイエットをする上で注意点があります。
注意点としては、たんぱく質不足にならないようにするということです。
たんぱく質が不足して膝を支えている筋肉まで低下してしまっては良くないのでしっかり摂りましょう。
しかし、脂肪が多く入ったものはダイエットに向かないので低脂肪・高タンパクの豆腐や大豆製品・魚類や鶏肉などを中心にすると良いですね。
いかがでしょうか?
ダイエットをすることにより膝への負担がこんなにも軽減されるのです。
少しずつでも良いのでダイエットをするように心がけてみてください。
だんだんと膝への負荷が減るので軽くなるはずです。
もしあなたが最近太っているなぁと感じているのならばダイエットを始めましょう。