症状別説明

五十肩

1段階 腕を後ろにあげる動作での運動不足
2段階 肩周辺の筋肉へのカルシウム沈着
3段階 血行不良による栄養供給不足
4段階 靭帯・関節包の変性

1段階 腕を後ろにあげる動作での運動不足

日常生活では、肩を後ろにする動作がほとんどないため肩の関節が硬くなり

腕を後ろにする動作ができなくなる。この動作は四十肩・五十肩の典型的な症状です。

2段階 肩周辺の筋肉へのカルシウム沈着

そもそも、カルシウム沈着とは?

筋肉を動かす時には、カルシウムが必要です。

筋肉は、一つの塊ではなく何層にもなっており、麺の様に一つ一つバラバラになっています。

麺もくっつかない様に粉をかけておかないとくっついてしまいますよね。

筋肉も同じ様に、筋肉の周りにカルシウムが付着しており、動きやすくしております。

しかし、カルシウムがたらなかったり筋肉の動きが悪くなってくるとカルシウムが

沈着してしまい動きが悪くなってしまうのです。

四十肩・五十肩の主な原因となるカルシウムが沈着しやすい3つの筋肉を紹介していきます。

一つ目は棘上筋

棘上筋は、この肩関節の下をくぐっており、非常に狭いスペースに付着しております。

そのため、筋肉も動きにくくカルシウムが沈着してしまいます。

レントゲンで白く写っている方は主にこの筋肉が多いです。

検査としては、手のひらを下にし腕を水平にあげてみて下さい。

もし、痛い場合は四十肩・五十肩の原因となるこの棘上筋が動いていないことがわかります。

2つ目に、肩甲下筋

この筋肉は、肩甲骨と肋骨の間に挟まれておりこちらも非常に狭いスペースで動いています。

カルシウム沈着はこういった狭いスペースで動いている筋肉に沈着しやすいです。

最後に、上腕二頭筋

こちらは、腕の上腕骨に付着しています。

猫背になっていると、肩が巻き込んでしまい上腕二頭筋も前に変位しやすくなります。

特に厄介なのがこの筋肉の所に上腕横靭帯という靭帯がくっついています。

筋肉が前に変位しようとするとこの靭帯が引っ張られ方の前あたりがズキズキと痛くなってしまいます。

3段階 血行不良による栄養供給不足

四十肩・五十肩の原因となる一つに肩甲上動脈があります。

この動脈は先ほど説明させていただいた棘上筋の下をくぐっており

棘上筋が硬くなってくると影響を受けてこの動脈も圧迫されて筋肉・靭帯・関節包などに栄養が供給しにくくなります。

4段階 靭帯・関節包の変性

栄養が供給されにくくなるとより硬くなってしまい、靭帯・関節包の動きが悪くなっていきます。

ここまでくると肩を90度までしか挙げることができなくなってしまいますので改善するまでは期間が必要となります。