膝蓋上嚢と膝関節筋との関係
膝の周りには関節包という膜で包まれています。
関節包の中には滑液という潤滑液があります。
通常では、40-60mlくらいですが、炎症を起こすと100mlくらいにもなると言われています。
この関節包の一つに膝蓋上嚢というものがあり,膝関節筋という筋肉の内側にあります。役割は膝蓋骨を牽引し、膝を曲げる働きがあります。
膝関節筋の動きが悪くなってくるとこの膝蓋上嚢と癒着が起こりにも滑りが悪くなってきます。
検査をすると、膝蓋骨の上の深いところから触れるのですが、健側(痛くない側)と比べると明らかに硬さが違うことがわかります。