膝痛
膝を曲げた時の膝痛
膝を曲げるときには、内側に回旋し動きます。正座を思い出していただくと足先が内側になっていると思います。
内側になるということは膝で回るということです。
もう一つ原因は膝の周囲の筋肉が常に圧迫がかかりすぎていることです。
圧迫を受けると膝蓋骨(膝の皿)も動きが悪く、足が一本の棒のようになってしまいます。
膝を伸ばすと膝裏が痛い膝痛
膝の裏にある「膝窩筋」という小さな筋肉が犯人です。この膝窩筋は膝の動き始めや膝を伸ばしきるときに作用する筋肉になります。
常に働いている筋肉なので負担がかかりやすいのが特徴です。触るとコリコリとしたものがあり触ると痛みが出ます。
膝が痛くない人でも硬くなりやすいところですが、膝裏が痛い人はもう限界になっています。
膝蓋骨周りの膝痛
膝の皿(膝蓋骨)には、膝蓋骨を上に引き上げる大腿直筋・内側に引き上げる内側広筋・外側に引き上げる外側広筋があり、本来は平等に動いています。
しかし、一つ動かなくなると平等に動くことができなくなり、残りの2つに負担がかかり筋肉が硬くなります。
膝周囲には血管が走行していますね。圧迫されると酸欠になり痛みの物質が出てきます。
そうすると、膝周辺に違和感を感じ始め痛み出します。
膝の真横辺りの膝痛
側副靭帯とは、膝の上の大腿骨と下の脛骨・腓骨を繋いでいる靭帯になります。
痛めるかたは、スキーや横に動く動作をする方に多いです。
靭帯に炎症や損傷があると、負荷をかけた時に膝が安定しなくなり痛みが生じます。安静がもちろん大事ですが内側と外側の柔軟性を等しくすることが大切です。
変形性膝関節症
足首やふくらはぎの柔軟性がないと膝には圧がかかりすぎてしまいます・
下記画像をみると膝をまたいで付着しているのがわかります。柔軟性がないと骨をした方向に引き下げますので膝には過剰な負担がかかります。
その結果、軟骨などに負担をかけるのですり減りなどが起こり曲げ伸ばしができなくなります。
膝の内側の膝痛
膝の内側の膝痛は、縫工筋という骨盤から膝の内側辺りについている人間の中で一番長い筋肉があります。
縫工筋が緊張をおこすと膝の内側にある神経を圧迫し内側にズキズキとした痛みが出てきます。
また腰の神経が圧迫されると膝の内側まで走行している「伏在神経」によって痛みが出ることがありますので、腰にも症状がある方は腰の検査も必要になります。
膝の外側の膝痛
外側の筋肉が膝の外側に付着しています。柔軟性がないと膝を引き上げて外側の隙間が少なくなります。
立った時に荷重がかかりより負荷がかかるので外側の膝辺りが痛みだします。
基本はこれです。
「全身施術」